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助成団体紹介: 熊本学園大学・社福学生災害ボランティア①
2020.07.21
『熊本学園大の生徒、先生にエール!』
《熊本学園大学の社会福祉学部の災害学生ボランティア》のご活動に同行させていただきました。
地域福祉の専門家である高林秀明先生のもとに集った学生たちです。
災害支援の経験の豊富な高林先生と学生さんが泥出し・家財出し・片付けという直接的な支援と、野菜のスープを配っておられます。
ここ数年、ノーベル賞候補として名の挙がっている熊本大学の前田浩教授が考案された野菜スープは、抗酸化力が高く、対コロナウイルスにも効果が期待できます。
無添加で、野菜と塩の旨味だけで作られた野菜スープを被災者の皆さんにお届けしています。
これまでは、災害支援の視点で活動をしてこられましたが、今回はコロナ対策が欠かせないということで、免疫が下がり、このコロナの脅威に不安を抱える今だからこそ飲んでいただきたいものだと高林先生は言います。(ご参考までに。https://radichubu.jp/kenkyu/contents/id=31276)
ご一緒させていただいた日は、ご縁のあった方のご自宅の泥出しからスタート。この日で2回目でした。1階は水に浸かり、あわや2階まで押し寄せるところでした。
そこにお一人でお住いの中年の女性は、精神障害を抱えておられました。今は2階で暮らしています。
トイレは使えますが、お風呂もキッチンも使えません。
先生は、その方がこれからどうされたいか、どういう手続きが必要かということもお話しされながら作業をしておられました。
驚いたことが2点あります。
学生さんの作業スキルの高さにもさることながら、先生も手を抜きません。調査やデータを求めるのではなく、生徒に負けず劣らず汗をかいて作業される先生のお姿に、正直とても驚きました。
そしてもう一点、学生さんのことです。
学生さんは先生の呼びかけで集まったのだと思っていました。違いました。地元が人吉球磨地方の学生が、先にボランティア活動をしていて、一緒にするようになったのだそうです。彼らは、先生から呼びかけがあった時に現地入りするのではなく、泊まり込みで連日活動していました。時にはボランティアセンターに行って状況を確認したり、歩き回って必要な人に必要なものを届けたり。おもいおもいの動きをとり、仲間が来るときは一緒に活動して、その間の数日間、何をしていたか、等話しながら作業しています。連日泊まりこみで活動ができるのは、皮肉なことにコロナ渦で授業がオンラインになっているから。
ひたむきに頑張る学生さんの活動を、資金面で後押しできることが嬉しいです。
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まだまだ支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及び拡散のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
○クレジット寄付の場合(専用URL)
https://congrant.com/project/kumamoto/1930
○銀行振込の場合(専用口座)
肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴
【助成内容(予定)】
(1)熊本県内で発生した大雨による災害支援活動を団体に対する活動経費
(2)今回の災害で被災した団体で活動復旧に対する諸経費
※被災地の状況を踏まえ、適宜助成内容を検討していきます。
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