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助成団体紹介:熊本南部豪雨災害 人吉民間ボランティアセンター ひまわりグループ③

2020.07.18

「熊本南部豪雨災害 人吉民間ボランティアセンター ひまわりグループ」の中心で指揮をとるのは 本田節さん。

地元に生き、地域づくりを通じて人吉を盛り上げてきました。

発災したその日から炊き出しをスタートさせ、この2週間休むことなく走り続けています。
阪神淡路大震災から被災地支援をはじめ、支援はベテランです。だけど、まさか自分が支援を受ける側になるとは…!というのが率直なところだったそう。
ふるさとへのご恩返し、地域づくり活動の集大成のつもりで、ご自身も被災しながら炊き出しをしています。

  
活動を通じて繋がった全国の人たちとの縁はずっと続いており、今回も心強い応援が届いています。

 
 
ボランティア経験の豊富な仲間がたくさんいるとはいえ、忙しさに目が回りそうな節さんにお話をお聞きするのはとてもとても心苦しかったですが、活動に同行させていただく中でお人柄が垣間見えてきました。

 
どこから手をつけていいのか分からないほどの被害を受けられている地域を見て、涙を流していました。被災地にいると、光景に慣れてきます。だけど、本田さんの心は常に人にあるのだということがよく分かりました。
 
ご高齢のご夫婦をお見かけした時にはさっと車から降りて「困ってないですか、いつでもひまわり亭に温かいご飯を食べにきてください。来れなかったら持ってきますから」と声をかけます。
そして、こんな方々のために、店の再建ではなく炊き出しを優先してよかった…と何度も何度も言っていました。
 

活動に取材に連絡にと、内心お疲れなはずですが、仲間にも元気いっぱいの挨拶をし、感謝や労いを表現されます。忙しさで雑になりがちなところを丁寧にされていました。
 
  
「あそこの〇〇さんはどがんしよる?」
という言葉が幾度となく聞こえてきました。
 

「地球温暖化をどうにかせなん こんな災害はどこでも起こりうる。そこにいち早く駆けつけて手助けしたいとよ」という言葉は、地元だけでなく、困った方を放っておけない節さんのお気持ちがあわられているようです。
 
写真にある袋に分けられた食材は、節さんのアイディアです。一人暮らしの方もいるため、持ち帰りやすくまとめました。
 
 
お話をお聞きし、こんな方がいるこの地域がうらやましくなりました。
どうか、本田さん始めボランティアの皆さんは休みながら、ご無理なく活動を続けていけるよう願っています。
 
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◆ご寄付・ご協力のお願い◆
 ご支援及び拡散のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930

○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

【助成内容(予定)】
(1)熊本県内で発生した大雨による災害支援活動を団体に対する活動経費
(2)今回の災害で被災した団体で活動復旧に対する諸経費
 ※被災地の状況を踏まえ、適宜助成内容を検討していきます。

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