木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:多良木キッズサークル②

2021.03.20

キッズサークルで活動しているうちに、メンバーさんは「情報」が生活を左右することを目の当たりにしてきました。
人によって、世代によって、どう情報を仕入れるかは様々で、
災害時には、情報が明日の生活を変えます。

TVも流されたままの人もいますし、特に高齢になれば新聞は誰もが読めるわけではありません。これまで、町内の集まりや御近所さんとの挨拶、回覧板、町内放送で得ていたミクロな情報が入りにくくなっています。
若い人にはなんでもないこと、
例えば、近くの温泉が無料開放されていることや、補助金の申請がいつまでか、印鑑も通帳もないけど、銀行の手続きはどうしたらいいか、など
情報さえあれば心配しなくていいことが、情報から距離のある人には大きな問題になってしまいます。
 
 
ヒヤリングしていて「困ったことはないか?」という問は幅が広過ぎて、渦中にいる場合にはピンとこないこともあるようです。何もかもに困っていますから。
「○○はどう?困ってない?」とピンポイントで聞くと「それも困っている、どうしたらいいだろう」となることもあります。
 
キッズサークルの「すまいるさろん」では、来られた方に「ちょっとおしゃべりしていきませんか」と声をかけます。

彼らのピンポイントを探すことと、被災した方が話すことで頭を整理できたりストレスを発散することが目的です。
小さなテーブルとお茶を用意し、近所の方の居場所になっています。
1日に20~30人がやってきます。顔見知りにもなり、逆に差し入れをいただくこともあるそうです。

 
お近くの方がいらっしゃいましたら、青井阿蘇神社そばのすまいるさろんをご紹介ください。

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各団体の活動が実り、被災地の復旧・復興の日が1日でも早く訪れることを願います。
当財団はこれからも現地ニーズを踏まえた最適な資金供給ができるよう中間支援組織としての役割を担っていきます。
引き続きご支援・ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
【寄付口座(クレジット寄付専用URL)】
https://congrant.com/project/kumamoto/1930
【寄付口座(専用口座)】
肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

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