球磨村・神瀬地区で、7月から毎週末活動を続ける、NPO法人九州災害復興支援リーダーズサミットさん。
神瀬地区は、まだまだ家の一階部分が泥で埋まっているようなエリアがあり、マンパワーが必要です。
　
着の身着のままで避難したり救助された人が多くいます。
最寄りの避難所である多良木高校から家まで、車で１時間超の距離。車も流され、確認や片付けに行くことも一苦労だったそうです。
　
「明日どうやって生きるか」ということに精一杯で、分からないことや困ったことばかりで、どこに声をあげたらいいのか、何をどうすればいいか分からない、といった方も少なくなかったようです。
　　
神瀬地区はその立地などから、他地域に比べてボランティアさんの数も圧倒的に少ない地域でした。　
　
しかし、発災から７ヶ月がたった今の状況からすると、復旧・復興にはとてつもない時間がかかってくることが想像できます。
立て壊すにしても、家財道具を出さなければなりませんが、そのためには泥出しが必要です。まだまだマンパワーがいります。
　
リーダーズサミットの方は、
「肌感覚で、まだ２〜３割しか進んでいないように思います」と
おっしゃいました。　
根気強く活動を続けておられる皆さんには本当に頭が下がります。　
　
引き続き関心を寄せ続けていただければ、住民の方にとって、支援を続けられる方にとって、どれだけ力になるでしょうか。
よろしくお願いいたします。
　

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各団体の活動が実り、被災地の復旧・復興の日が1日でも早く訪れることを願います。
当財団はこれからも現地ニーズを踏まえた最適な資金供給ができるよう中間支援組織としての役割を担っていきます。
引き続きご支援・ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
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一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴