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助成団体紹介: 熊本南部豪雨災害 人吉民間ボランティアセンター ひまわりグループ④

2020.10.14

ひまわりグループ代表の本田節さん、もともと地域づくりの活動家で、熊本では知る人も多かったですが、豪雨災害を機に更に注目を集めています。
それは、人吉市で経営する郷土のレストラン「ひまわり亭」が大きな被害を受けたにも関らず、民間のボランティアセンターとして1日も休むことなくこれまで炊き出しや物資支援、ボランティアを行ってきたからです。最近はオンライン講演の依頼も増えているようです。
 
 
発災から100日を超え、日毎に変わっていくニーズに柔軟に対応してきました。
 
現在は、週末に仮設住宅に食事を持って行っています。平日はその準備。集まった物資を、スムーズに配れるように準備が必要なのです。必ず持っていくのはお米、歯ブラシ、ティッシュ、タオル。食器セットを持っていくこともあります。
その準備が大変だそう。ボランティアに来る方も少なくなり、できる範囲で、でも精力的に続けています。(できる範囲、の広いこと!)
 
でも「物」の支援は先が見えています。これから必要とされるのは、生活再建のサポート。
仮設住宅に物資を持っていきながら、そこでコミュニティがどのようにできていくかを見守ります。
 

地元だからこそ、長く寄り添っていける、地元の人間が支え合わなければ、と節さんは言います。
継続が何より大事だとも教えてくれました。毎日毎日、どうすることがBetterかを見直して調整してきました。
 
 
節さんは、いつも取材にいくたびに、親戚のおばちゃんのように声をかけてくれます。ボランティアの方にも被災した方にも、来る人みんなに同じようにされます。
取材に行く私でさえ、節さんにも休んでいただきたい、という本音もあります。身近にいる人は、よりそう思われることでしょう。でも、ご自身が休むことよりも、人吉が元気になることを考えておられるのが分かるから、休める状況が早くくるようにと陰ながら願っています。
泊まり込みでずっとボランティアに来ている方もいます。ひまわりグループに集う人の根気とネットワークには脱帽です。
 


 
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各団体の活動が実り、被災地の復旧・復興の日が1日でも早く訪れることを願います。
当財団はこれからも現地ニーズを踏まえた最適な資金供給ができるよう中間支援組織としての役割を担っていきます。
引き続きご支援・ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
【寄付口座(クレジット寄付専用URL)】
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【寄付口座(専用口座)】
肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

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