木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:きらきらオケタニグループ・芦北さんばステーション①

2020.09.29

芦北町にて、母子支援活動を行う、きらきらオケタニグループ。活動の拠点となっている、覚円寺様のご協力のもと、
芦北地域に暮らす乳幼児とそのお母さん方のよりどころとなる場ができました。
 
この日、助産師さんによる整体マッサージ、おっぱいマッサージ、物資の配布、育児相談が行われていました。
いらっしゃる助産師さんそれぞれの技術によってその内容は変わることもあり、整体はこの日が初めてでした。
 
助産師の皆さんは、おやすみの日を利用してボランティアに来ています。
ステーションに来られた岡さんと色々な話をする中で、「災害のときの夢を見る」という言葉を聞いたり、「自分は大丈夫だから」と気丈にしているお母さんの姿が見えてくると言います。
「被害は大小ありますが、皆さん心に傷を抱えておられます。この場が本音を言える場になれば…、というのが私の思いです」
と、1人の助産師さんが話してくださいました。

 
毎週来ているというお母さんもいらっしゃいました。
「体だけでなく、心も助けてもらっています。本当にありがたいです。」
乳房マッサージを受けたお母さんは
「カチカチだったけれど、マシュマロみたいになりました」
と大変喜ばれ、リラックスしておられました。
 
 
特に初めての子育ては未知の世界で、1日1日過ごすだけでも精一杯だったりします。災害ともなると、大きな被害に遭わなくとも、被害の状況を目の当たりにすると、お母さんは気持ちを張り詰めて、子どもを守ろうとします。お母さんを癒し、頼れる場所があることは子どもを守ることにも繋がります。
お母さん方の表情が、来た時よりも柔らかくなって帰られる様子を見て、この場所の大切さが見えたようでした。
 


 

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各団体の活動が実り、被災地の復旧・復興の日が1日でも早く訪れることを願います。
当財団はこれからも現地ニーズを踏まえた最適な資金供給ができるよう中間支援組織としての役割を担っていきます。
引き続きご支援・ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
【寄付口座(クレジット寄付専用URL)】
https://congrant.com/project/kumamoto/1930
【寄付口座(専用口座)】
肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

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