木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:逢桜の里②

2020.08.22

八代市内の仮園舎で、園を再開した「かわたけ保育園」の支援に入る《逢桜の里》。
それまでにも、相良村などで物資支援や泥出しのお手伝いもしてきました。
コロナウイルスの影響で、受け入れられる支援が限られている中、現場の声を拾い上げながら対応してきました。
 
かわたけ保育園で、代表の柿木恵美さんは
「とにかく職員の皆さんをサポートしたい」
とおっしゃっていました。
 
20人の職員のうち、13名の職員さんが被災しました。
かわたけ保育園の園舎も、園長先生のご自宅も大きな被害を受けました。

園で子どもたちを預からなければお母さんたちが仕事や片付けに行けませんので、いくつかの施設で間借りしながら現在の場所に落ち着きました。イレギュラーなことへの対応続きです。
対応しながら、次の動きを考えたり間に合わせたり。
そうやって走り続ける皆さんを支えたいという強い思いから、まずは給食を担うことから始まりました。

給食室の外から、網戸越しに顔を出した園児の皆さん、
「おいしいきゅうしょくつくってねー」
と、とても可愛らしかったです。
 
逢桜の里の皆さん「うん、つくるよー!!」。
 
1歳くらいのお子さんから食べるものですので、混ぜ寿司のお酢は控えめに、ワカメは小さめに。
給食の後も「もっとこうすればよかったね」と話が尽きませんでした。
子どもたちは大喜びで食べていました。
その様子や、調理師さんの「助かった」の声がメンバーの方の栄養です。 
 

保育士さんのサポートも含め、いろんな角度からの支援が求められています。手の届いていない先はどこなのか、見据えていかねばなりません。被災した他の市町村も同じ課題を抱えているところがあるのではないでしょうか。
 

取材すればするほど、多様な支援の必要性を感じます。
ニーズと支援のマッチングを念頭に、当財団では明日から第二次公募の選考を予定しています。

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長期的な支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及びシェアのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930
○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴
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