木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:逢桜の里①

2020.08.21

逢桜の里は、熊本の各地域で、様々な社会問題を抱えた人々のための居場所づくりを行っています。
豪雨災害発生後、炊き出し・物資支援・泥出しなど様々な手段で支援をしてきました。
 
現在、その一環で被災した保育園の支援に入っています。
 
坂本町にあった かわたけ保育園、
7月、KMバイオロジクスさんがボランティアに入った西鎌瀬地区にあります。まだ築5年の新しい園舎が大きな被害を受けたのを目の当たりにし、発災が園児たちのいる曜日・時間でなかったことに安堵したのを覚えています。

現在、八代市内の閉校となった鏡小学校を仮園舎として運営されています。様々な団体が、様々な支援に入っています。

かわたけ保育園の職員の半数以上が被災したそうです。 
そのうちのお一人、調理師の女性は
「うち、全壊です!今は避難所で暮らしています」
と言っていました。
 
発災から9日後には園の場所を移して再開しました。
あらゆるものが流されたり不明になったり壊れたり。その場その場で対応しています。
 
逢桜の里がかわたけ保育園に支援に入ったのは、保育園の職員さんの困りごとを解決するためでした。
被災者が、休む間も無く仕事をし続けている現状があります。
少しでも職員さんの負担を軽くしたい、ということで、給食づくりを担いました。熊本の色々な地域で子ども食堂・地域食堂をしているみなさんですので安心です。
 
給食室の職員さんはその時間、献立を決めたり、食材を発注したり、食関連の物資をまとめられた、と喜んでおられました。
これまで、走りながらやってこられたことが伺えます。
献立は園のパソコンにデータが入っていて、使えなくなってしまったため正確な分量が分からなかったそうです。こうやって座って作業するという時間がなかなか取れなかったので、この日ようやく目処がついてきました。
 
  
多様な支援が必要だと一言で言っても、どのような多様なニーズがあるということは、経験があったりその立場にならないと見えにくいものです。
その場に応じて支援の仕方を決めていくことで、応急処置ができたり、次のフェーズにうつれることもあるようです。
 

逢桜の里HP: http://airanosato.jp/
 

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長期的な支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及びシェアのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930
○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴
 

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