木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:凸凹ライフデザイン②

2020.08.19

このNPO法人凸凹ライフデザインは、発達障害当事者による、発達障害者のサポート・支え合いの団体です。
 
理事である、相良真央さんも発達障害をお持ちです。
 
発達障害を持った当事者による、発達障害者への支援は難しいと思われますか?
 

彼女の強みは、「当事者だからこそ」のミュニケーションがとれることです。

*例えば距離感。初めから踏み込み過ぎないように、自分が相手の立場だったらどうかという視点で話をします。
 
*「ここがきついかもしれない」
と、抱える困難がどこなのか、何なのか、敏感に察知します。それは相良さんが特に大事にしているポイントなんだとか。
  
彼女は、聞き取りが得意ではないし、長時間の活動も難しい。勇気も必要ですが、活動をサポートする周りの方々がいることで活動を続けられています。人様の話を聞くことは、勉強にもなっているとおっしゃっていました。
  
 
そしてとても大事なこと。
必要な方への支援をすることは、凸凹ライフデザインの理念の実現をしているということでもあります。

「こうだからできない」の視点ではなく、
「こうだったらできる」の積み重ねが多様な社会への一歩です。
発達障害に理解がない人にとっては、それは効率という視点で見るならばもどかしさがあるため「休んでていいよ」という一言につながります。
しかしそれでは、彼らの生きる場、輝く場、自己実現の場が狭まることになりかねません。
災害支援という場面で、発達障害当事者を排除することなくできる方法で必要なところにアプローチをする。それを体系化しているのがこの災害支援活動です。
 
そして同時に、当事者が支援をするということは、生き方の質に関わるサポートができるという、大きな意味を持っています。
 


 
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長期的な支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及びシェアのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930

○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴
 
 
ご寄付をいただきました皆さま
齊藤 進治、張 崇耀、澤野 敏恵、竹村 英明
その他匿名希望の皆様
*順不同 *敬称略

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【第二次公募を開始しました】

公募要項、申請書共に下記URLにアップしておりますのでご確認ください。
※二次公募は電子申請を廃止しました。
https://kumamoto-foundation.org/2020fund-ver01/

当財団は第二次公募分の助成活動を通し、「中長期的視点で復旧復興に向き合うことができる、自立した地域力向上に向けた支援活動、体制構築」を目指します。

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