木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:NPO法人OneField①

2020.08.13

熊本地震の時、この団体がした活動の一つに「お墓起こし」がありました。倒れたお墓を、業者さんに頼むと大きな金額になってしまうため、そのままにせざるを得ない方が多くいたのです。そこを引き受けたのがOneFieldさんでした。
お墓のプロではありません。誰かがいつかしなければならないことで、手が回っていないところをしようと動く人たちです。
 
豪雨災害を受けて彼らがしているのは泥出し・片付け・壁はぎなど。吸い上げポンプや高圧洗浄機なども持ち込んで大活躍です。
「あとは大工さんや工務店さんにしかできない領域」というところまでをやるのが彼らです。壁を壊したりするのは、お墓起こしの経験が生きているそうです。
 
 
作業をしながら、住民の方との会話を大事にしているというメンバーの白垣さん。

この活動は完全にボランティアですが、その日の作業が終わる頃に
「いくら払えばいいでしょうか」と封筒にお金を入れて用意している住民の方がいたり、
「臭くはないですか大丈夫ですか」とやたらご心配される方がいたり…。
 
会話の中でその理由が分かってきます。

被災した地域では、泥出し・片付け詐欺のようなことが横行していて、「手伝いましょうか」とやってきて、最後に金銭を求められることが起こっていること。手伝いながらの盗難も出てきます。これが詐欺だと分かりにくいもので、手伝ってもらったから…と支払うことに疑問を持たない人もいます。

また、来てくれたボランティアさんが「くさい」と言ったことにショックを受け、それからボランティアさんにお願いできずにいたこと。ボランティアさんからしてみれば、何気ないことです。汚泥やカビの匂いは凄まじいです。そこに生ゴミも入ってくることもあります。だけど、家主の方してみれば、大事にしていた家が臭いと言われているようで悲しみを覚えることもまた事実。そういう様々な経緯から「人にお願いする」ことができなくなる人もいることが分かりました。

 
 
この日作業に入っていた家の方とのやりとりについて教えてくれました。
「皆さん、来てもらって申し訳ないと言います。
このくまもとSDGs推進財団からの助成金が入ったから、この活動が継続的できている、だから心配しなくていいんですよ、と説明すると、安心して作業をお願いしてくれるようになりました。」
 
託していただいた金額とはまた別の意味がこの基金にあることを知りました。  
  
 


  
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長期的な支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及びシェアのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930

○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴
 

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【第二次公募を開始しました】

公募要項、申請書共に下記URLにアップしておりますのでご確認ください。
※二次公募は電子申請を廃止しました。
https://kumamoto-foundation.org/2020fund-ver01/

当財団は第二次公募分の助成活動を通し、「中長期的視点で復旧復興に向き合うことができる、自立した地域力向上に向けた支援活動、体制構築」を目指します。

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