木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:Kuma Visit①

2020.07.30

昨日の熊本日日新聞をご覧になった方も多いかと思います。
Kuma Visitさんのご活動に、当財団から助成をさせていただいています。
どんなご活動かは、この新聞の記事を読んでいただくのが分かりやすいかと思いますが、もとは、外国籍の方に熊本の観光を楽しんでいただきたいという思いからスタートされました。それまで、道で見かける公的な表示でさえも意味が伝わりにくい英語表記だったりと、外国籍の方が楽しめる環境ではありませんでした。
行政や企業に働きかけ、少しずつ理解がえられるようになったこともあり、熊本の多言語化の波が少しできはじめたかな、というところです。
熊本の情報を多言語で届けるKuma VIsitのページでは、ネイティブチェックを入れたリアルタイムの情報を得ることができます。これがあるとないのでは、得られる情報が大きく違います。外国籍の方の「熊本のことが知りたい」を叶える場になっています。

  
今回の豪雨災害で、外国籍の方に情報が行き届いているか、困っている人はいないかという心配がありました。
現時点で避難所に外国籍の方がいるという情報は得ていないものの、今回被害のあった地域には、特にアジア地域からの技能実習生が多く住んでいます。
被災後の状況下で意思の疎通ができているだろうか、必要なケアは受けられているかという心配があります。
 
千田さんは、各避難所となるところには、意思疎通のために外国語の指差しシートを設置しておく必要性を改めて感じたと言います。発災したそのときに必要なものです。いつ起こるかわからない災害に備え、常備しておけるように、これから災害時用の指差しシートを作製していく予定です。

 
まだまだ熊本では外国籍の方は少数派と言えます。
その少数派を取り残さないというのがSDGsの考え方です。
KumaVisitの事業があることで、取り残されないですむ人がいます。
 
Kuma Visit HP: http://kumavisit.com/about/ 

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まだまだ支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及び拡散のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930

○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

【助成内容(予定)】
(1)熊本県内で発生した大雨による災害支援活動を団体に対する活動経費
(2)今回の災害で被災した団体で活動復旧に対する諸経費
 ※被災地の状況を踏まえ、適宜助成内容を検討していきます。

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《寄付をいただいた皆さま》
大西 和泉、山本 和史、渡邊 早貴、山田 貴士、東 亮子、菊地 宗、北川 愛季子、笠置 藍、青木 房子、オオクマシンイチ、カンノユウゾウ
*順不同・敬称略
他、匿名ご希望の皆さま

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