木陰から差し込む木漏れ日

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助成団体紹介:水俣Hub Power①

2020.07.28

今回の豪雨災害で、いち早く現地で活動をしていたのが
水俣 – Hub – Powerさんでした。
 
5年前に水俣に住んだ諸橋賢一さんは、東日本大震災の支援に携わり、熊本地震の支援を機に、水俣HubPowerを立ち上げました。
今回の豪雨災害でも、発災直後から水俣を拠点(ハブ)にして、近隣の芦北から支援をスタートしました。
現在は、八代市坂本町での活動に重点を置いていますが、当時はまだ道が寸断されて立ち入ることができませんでした。

家具出しや泥出しなどの直接的な動きもされますが、地域ごとのニーズを把握し、必要な支援が行き届くように調整するのが水俣HubPowerさんの役割です。
 
 
「この地域は、隣近所でで助け合いができている」
「どこの地域が外部からの支援が必要か」
「この地域の〇〇さんという方は身寄りもなく、片付けの手をつけられていないから、ボランティアに来てもらおう、必要なら社会福祉協議会に繋ごう」

というように地域ごとの様子をよく見ながら、個々の状況にも気を配ります。

マンパワー・物資・技術等が、必要な地域に行き届くよう、各地域にいるメンバーや連携ができる団体と協力しあって、それぞれのニーズを把握します。
  
初めてお会いしたのは芦北・佐敷駅。
残念ながら今は電車が通りません。
NPO法人ななうらステーションさんが、地域の方が来られるようにと駅構内にコミュニティボードを設置し、お弁当を販売していました。必要な人に支援が行き届くようにと、お話を聞いて住民の方の様子をうかがう、というのが目的です。取材班が佐敷駅にお邪魔した時、諸橋さんはその活動をお手伝いしていました。
 

発災から20日近く経ち、雨で作業ができない事態になるまで、毎日活動しておられました。被災された方も休めてないから、とボソっと。
ご自身のお体も大事にしていただきたいですが、この方を見ていると「寄り添う」ということが何なのかを学びます。

 


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まだまだ支援が必要です。
特に今回の災害では、復興まで長い時間がかかる事が予想されます。引き続き、ご支援及び拡散のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

○クレジット寄付の場合(専用URL)
 https://congrant.com/project/kumamoto/1930

○銀行振込の場合(専用口座)
 肥後銀行 江津団地支店 普通 475273
 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事 成尾雅貴

【助成内容(予定)】
(1)熊本県内で発生した大雨による災害支援活動を団体に対する活動経費
(2)今回の災害で被災した団体で活動復旧に対する諸経費
 ※被災地の状況を踏まえ、適宜助成内容を検討していきます。

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