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豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金「現地視察ツアーと交流会」報告

2024.05.27

5月26日に【豊かで災害に強いふるさとの森づくり「現地視察交流会 5.26」】を、基金への支援者(サポーター)向けに山江村の林道づくり現場で実施しました。

視察案内と実施報告を行っていただいた山江村の助成団体(#城内生産森林組合員)の方々も参加し、土砂崩れを起こさない林道ができたことを喜ばれていました。

約10年放置してきた山に再び入って「豊かな森づくりに取り組む意欲が出てきた!」と嬉しい感想を聴けたことは、私たちにとって何よりのご褒美でした。

悪天候にもめげず、約3ヶ月間の事業期間内であれだけの林道ができたことに、視察された方々も驚いていました。 取材に同行された熊本日日新聞社の記者が、交流会の中で素直に感想を伝えられた「100万円であれだけの道ができるんですね!」との言葉は、この『豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金』の成果を端的に言い当てられた言葉だと感じています。

豊かな森づくりを通して、地域の暮らしも経済も豊かになって欲しいという基金に込めた想いを、助成団体の方々も汲み取っていただいた取り組みになっています。

もう一つの助成団体(#球磨川流域保林グループ)の猿渡代表が、林業事業者として起業を思い立たれ、そのあと推しができたことも、私たちの想定を超えた成果ではないかと思っています。

山江村の実行団体(#城内生産森林組合)の組合員(70〜90代 8名構成)から5名もの参加があり、印象的だった言葉を最後に紹介します。

現地視察にも同行した90歳の女性から「私もやれるかな」という言葉も出てくるなど、高齢化が進む森林組合にも希望が見えた事業でした。

SDGsの推進には、やはり実行者の「ソーシャルアクション」を増やす支援の案件形成とその必要性を改めて実感しています。

そして、6月2日には「不知火海球磨川流域圏学会」において、城内生産森林組合の松本代表が発表します。ぜひお時間ある方はご参加ください。

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