木陰から差し込む木漏れ日

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災害に強い森づくり実行中(球磨川流域保林グループ)

2024.11.04

熊本県八代市坂本町と球磨郡多良木町の2か所で、一般財団法人くまもとSDGs推進財団の第二次助成事業による支援を受けた実行団体の「自伐型林業の道づくり」が始まっています。

その実行団体「球磨川流域保林グループ」の最初の実行が、自伐型林業の熟練者として各地で引っ張りだこの自伐林家「橋本光治さん」を徳島県から招き、最初に重要となる「コース選定」が実施されました。

生憎の天候不良となり、雨の中でのコース選定となりましたが、実行団体の声掛けで県外からもその技術を学びたいと、坂本町の山中まで見学に来られる方々が多くおり、本助成事業の価値を、感じさせられます。

雨の中では重機のキャタピラが滑る可能性があり、橋本先生の山ではリスクを考えて作業はしないというのに、道の入り口だけでもと重機を操作しながら指導が行われ、実行団体の猿渡代表に「コース選定」のマークキングを的確に指示される橋本講師の熟練の判断と知見に、自伐型林業の普及における難題(指導者不足)も感じながら、ここ熊本でも人材育成が急務だと思います。

助成実行期間が終了する来年1月末までに、この現場がどうなっていくのか、期待しています。

金を出して終わりとなりがちな行政の補助金や助成金と違い、市民コミュニティ財団の魅せ所でもある伴走も、これからが本番となります。

第一次助成の現場からは、海外からも視察に訪れる【災害に強い森】が作れました。次なる【災害に強い森】がどのようにつくられるか、皆伐された山の再生に取り組む風の杜人の活動と共に、この #球磨川流域林業グループ がどのように成長していけるか、、、

ほぼ毎日活動報告をFacebookでアップされていますので、ぜひチェックしてください。

※豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金へのご寄付はこちらから
https://congrant.com/project/kumamoto/8893

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