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小さな林業で球磨川流域の荒れた森を再生する講演会(1/22)開催

2025.01.08

「豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金に基づく助成事業」の第二次助成事業が、2024年10月1日から実行されています。

実行団体の一つ【球磨川流域保林グループ】が以下の日程で、球磨川流域での森づくりを考える勉強会(美しい道、壊れない道づくり)を開催されます。

自伐型林業の道は壊れない道として、最近全国で広まりつつあります。令和2年7月豪雨での球磨川における被害状況では、林道や搬出道路が崩落のきっかけとなり、それにシカの食害や間伐放置林、その他の要因が重なって、大きな崩落につながっているところが多く見られました。

そのきっかけを作らない道づくりのヒントが、自伐型林業にはあります。また、高密な道路網づくりを行う多間伐施業が基本の自伐型林業は、家族や少人数、また高齢者や女性でもできるため、小面積で利益が出せる施業方法です。

また、道が通ることで、暗い人工林も適度な光が入り、気持ちがいい多様性のある林になり、人工林ももっと身近な森として楽しめる可能性があります。

この自伐型林業に関心をもって山と関わりを持つことで、災害に強い森づくりが進むと思います。

林業者や自分の持ち山の扱いに困っている方だけでなく、多くの方に聞いて欲しい話です。

みなさま、ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。

 

日時:2025年 1月 22日(水)

   19時00分 開始予定

会場:八代市桜十字ホール 中会議室

参加費:無料

講演講師:橋本 光治(はしもと みつじ)

徳島県那賀町生まれ。徳島県立城北高校、関西大学法学部卒。1978年に銀行を辞め、先代から林業を受け継ぐ。1983年から道づくり名人「大橋慶三郎氏」に師事し、作業路開設に取り組む。持続可能な林業経営が評価され、2016年夫婦で「内閣総理大臣賞」受賞。2018年「旭日単光章」受賞。

★希望者は1月20日に、坂本町の施業林にて現場作業の見学が可能です(問い合わせ先に事前申込されてください)

 

【参加申込・お問い合わせ】

猿渡 090-5290-4085 まで連絡お願いします。

※当財団では対応しておりません。

主催:球磨川流域保林グループ

助成:一般財団法人くまもとSDGs推進財団

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