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【事業実施団体募集】「豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金」第2次助成事業

2024.08.01

概要(趣旨・目的)

 今、ふるさとの山は荒れています。森林が急速に消えています。木材価格の低迷や林業者の高齢化などで林業も成り立たなくなり、手入れが行き届かなくなった人工林は、暗く、光が届かず、倒木が増え、生物も貧弱になっています。
 間伐期を迎えた人工林では、効率を優先した皆伐の拡大で、山肌がむき出しになり、土砂崩れを容易に引き起こす要因となっています。また、増加する鹿の食害によって、広範囲で森の下草が食いつくされ、いたるところで深刻な土砂流出を引き起こしています。
 令和2年7月豪雨で大きな被害が出た球磨川流域も、このように森林が荒廃し保水力が著しく低下したことで、降った雨が多量の土砂とともに川に流れ込み、川底を押し上げ、更に被害を大きくしてしまいました。
 熊本県内各地で森林の荒廃が深刻化しています。異常気象により豪雨が頻発する時代、安心な暮らしを守るためにも森林の再生は喫緊の課題となっています。

 この課題に立ち向かい、流域住民の命と暮らしを守るために、ふるさとの森林の再生活動に取組む団体等に対して、助成を行っているのが「豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金」です。第1次助成を受けた2団体の活動は、着実な森林の再生につながる成果を上げ、地域に森林再生活動に関心を持つ人々が増え始めています。

 この動きをさらに広げていくために、2024年8月から第2次助成事業の事業実施団体を募集開始します。ふるさとの森林再生活動に取り組んでいただける団体の皆さんのご応募をお待ちしています。

熊本県の6割を占める森林は広大で、森づくりには100年単位の年月を必要とします。森林の再生活動を継続し地域に広げていくために、引き続き今後も助成事業を計画する予定です。

助成金額(予算額)

助成総額 200万円
※1 上限100万円
※2 1団体につき原則1事業の申請となります。
※3 第1次助成から連続する応募も可能です。
※4 助成比率は定めません。本助成金100%の事業でも構いません。
※5 他助成・補助金と併用は構いませんが、経費の重複は認められません。

公募期間

2024年8月1日(木)から2024年8月21日(水)
※8月21日20時まで必着、以下の書類をメールで申請してください。
① 助成金申請書
② 団体名義の口座が分かる画像
③ 活動現場が分かる地図等
④ 定款・規約等
⑤ 事業報告書(前年度分)*
⑥ 決算書/会計報告書(前年度分)*
*設立1年未満の場合は不要です。
※郵送を希望される場合は、事前に事務局までご相談ください。

メールアドレス: contact@kspf.or.jp
なお、郵送の場合は事前に事務局までご相談ください。

実施要項・申請書等

・豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金公募要項(PDF)
・豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金に基づく助成金申請書(PDF)
・豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金に基づく助成金申請書(WORD)
・審査基準(PDF)

事務局(お問合せ・申請先)

一般財団法人 くまもとSDGs推進財団( 担当:原 )
〒860-0801 熊本市中央区安政町3-13  熊本県商工会館1階
TEL: 096 – 227 – 6757  FAX: 096 – 227 – 6785
メールアドレス : contact@kspf.or.jp
ホームページ : https://kspf.or.jp/
※ 業務時間:平日10:00~17:00(12月29日~1月3日は休業します)

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